株式会社ガゾウと株式会社新潟人工知能研究所が力を合わせてAIを活用した視線解析・データ解析に取り組む!
DXプラットフォームをきっかけに新たなプロジェクト開発がスタート!
株式会社ガゾウは眼球運動解析・視線解析など人の目の動きから人の内面までを解析する画像処理技術があります。また、株式会社新潟人工知能研究所(NAIL)はAIを使ったビッグデータの解析やプロダクト開発、顧客の課題に合わせたAI開発に強みがあります。
両社はこれまで業務上で大きな関わりはありませんでしたが、DXプラットフォームで交流したことがキッカケとなり、お互いの強みを活かしたプロジェクト開発を行うことになりました。
両社の強みを活かし、例えば“eスポーツのプロはプレイ中に画面上のどの情報を多く見ているのか“といった情報毎の割合算定や、“交通誘導のベテラン社員はどこを見ているのか“などの情報解析を行います。こういった情報の蓄積により、アマチュア、若手の方の育成や教育の分野で活用し、あらゆる業界・業種の作業ノウハウを可視化することができ、技術・技能を次世代へ繋いでいくことが可能となります。
このプロジェクトでは、顧客から視線解析データの活用などの相談があった際に、ガゾウが視線解析・データ収集を行い、AIを活用したデータ解析からプロダクト開発をNAILが行うといったように、両社がお互いの得意分野を理解し合う中で業務を分担しプロダクト開発を行います。開発を協業することで開発コストの削減のほか、開発期間の短縮により、顧客への提案スピードを大幅に短縮することができ、eスポーツの競技者や指導者、建設業や製造業などといった視線解析データの活用を検討されている幅広い顧客への提案力が強化されます。
両社からは「DXプラットフォームという場があったからこそ繋がることができた」、「DXプラットフォームという共通点があることで、他社との連絡がとりやすくなるし、こんな企業があるんだという新たな気付きが生まれた」といったお声をいただきました。
どちらの企業も外部や他社との連携を積極的に行っています。特に学生との交流を大切にしており、インターンシップの受入れを積極的にしています。単にリクルート目的だけではなく、新たな考え方やアイデアを生み出す一つの機会と捉えているようでした。視線解析とAIデータ解析を組み合わせることで、データを結果として見られるまでのスピードも速くなり、データを必要とする様々な業種への波及が期待できるのではないかと感じました。
今後もDXプラットフォームを通じた共創が活発になり、新たな事業・付加価値の創出につながって欲しいと思いました。
この記事は事務局スタッフ瀬賀が担当しました。