【オフ会】「地方の人材課題の解決策をDX視点で考える」
2024年6月18日
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今年度1回目のDXプラットフォームオフ会を6月12日に開催しましたので、当日の様子をご報告します。
今回のオフ会テーマは、「地方の人材課題の解決策をDX視点で考える」です。DXプラットフォームの会員企業(株)DERTAが運営するメディアアプリ「Groov」とのコラボで行われました。このアプリは地域の専門家が「今地域に必要な情報」を共有するもので、当日は地域課題の最前線で挑戦し続けている専門家3名にお越しいただき、それぞれのテーマについてディスカッションを行うことができました。
専門家3名から課題として挙げられたのは「人手不足」、「人口流出」、「まちづくり人材の不足」でした。限られた人材資源の状況で労働生産性を上げるにはDXは必要不可欠であること、進学等の関係で外に出た人材に如何に戻ってきてもらうかが重要であること、まちづくりへのモチベーションや地元への愛着の形成には子どもの頃からの社会体験が有効であることについて意見が出ました。
さらに、様々な立場・役職でまちを創る人達が対等に意見を出し合うことができることがオンラインの利点であり、潜在的な考えや、課題そのものを可視化できることも、デジタルの強みであると意見が出されました。実際の経験談から地域課題におけるDXの現場を知る貴重な時間であったと同時に、最終的にまちをつくるのは「人」であり、人の意識や行動を変える手段としてのDXの意義を考えることができたと思います。
<当日の内容>
令和6年6月12日(水)15:30~18:30
アイスブレイク
講演 きら星株式会社 伊藤 綾氏
NIIGATAマイプロジェクト☆LABO 宮崎 芳史氏
株式会社モアソビ 永井 大地氏
クループディスカッション
交流会
この記事は事務局スタッフ田村が担当しました。